千葉県アスレティックトレーナー協議会
CHIBA ATHLETIC TRAINER ASSOCIATION

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ゆめ半島千葉国体 トレーナー情報(国体は終了しました)

第65回国民体育大会ゆめ半島千葉国体



 9月8日のシンクロ競技に向けて、7日の練習日より始まっていました国体支援トレーナーの活動が、より多くの競技にて活動開始となりました。
 9月22日からは体操競技の練習会からスタートし、様々な会場で国体支援トレーナーの活動を行われております。
 トレーナーステーション近くに来られた際にはどうぞお立ち寄りください。




10月5日に千葉国体での活動終了


 千葉国体も終わり、2週間ほど経ちました。千葉県は成績もよくここ数年かけての強化が実ったのではないかと感じる大会でありました。
 さて、我々が県体協と共同して行ってきました、千葉国体でのトレーナー活動ですが、14の市町、24の競技、31の会場で活動を行うことができました。多くの関係者の方には、活動を行うにあたり様々なことをご理解、ご協力いただきまして感謝申し上げます。
 これまでの国体以上に千葉国体ではより競技会場の医療救護体制を充実させる、またはそのサポートを行う、全県の参加選手へ医科学サポートを行うことでお土産を持って帰ってもらうことを思いにこれまで8年間、養成講習から研修や打ち合わせなど行ってまいりました。


 今回の活動では、トレーナーとして参加したのは、268名の全日程で延べ613名が各会場で活動していただき、本当にお疲れ様でした。


 この詳しい報告などにつきましてはまた今後報告をしていきたいと考えております。


千葉国体チーフトレーナー会議



  対象:チーフトレーナー


 第1回 2010年5月16日(日) 14:00~ 終了



 5月16日にチーフトレーナー会議が千葉県スポーツ科学センターで行われました。これまでの流れや千葉国体へ向けた準備・スケジュールなどについて話が進められました。


 第2回 2010年7月18日(日) 14:00~ 終了


 7月18日に第2回目のチーフトレーナー会議が千葉県スポーツ科学センターで行われました。今回の会議では、トレーナーとして活動する際の細かい注意点や留意点の確認、今後の流れなどについて話が進められました。
 また、結団式の開催など今後の具体的なスケジュールも伝えられました。

 第3回 2010年8月 8日(日) 14:00~ 終了


 8月8日に最後となる第3回目のチーフトレーナー会議が千葉県スポーツ科学センターで行われました。
 今回の会議では、最終確認や連絡事項、事務局側より支援トレーナーの方への要望などの話が進められました。
 次回は結団式に集まることが伝えられました。




国体支援トレーナー 結団式




  対象:千葉県アスレティックトレーナー講習会を修了し、各競技に割り振られた国体支援トレーナーならびにスポーツトレーナー



 日程:2010年8月29日(日)
  時間:13:00~  (受付 12:00~)
  場所:みやざき倶楽部(千葉市中央区宮崎)
  内容:最終連絡事項、各競技での打合せ、ユニフォームの支給  など

≪報告≫


  8月29日(日)に千葉国体で活動するトレーナーの結団式が行われました。
  150名ほどのトレーナーが集まり13時より行われました。


  開会の前の午前中には、いくつかの競技で勉強会や打ち合わせが行われました。






  12時より受付が行われ、先にポロシャツは配布され、トレーナーは全員ポロシャツに着替えて参加してもらいました。




  司会進行は本会副会長であります、岡田副会長が務めました。
  開会のあと、まずはじめに主催者挨拶があり、(財)千葉県体育協会副会長であります荒川昇先生よりご挨拶いただきました。その後に、(財)千葉県体育協会スポーツ医事・科学研究委員会委員長の守屋秀繁先生(鹿島労災病院長)からも激励の言葉をいただきました。

  荒川副会長からのご挨拶

  (財)千葉県体育協会関係者でご出席いただいた皆様
写真左より
荒川 昇  氏 (財)千葉県体育協会副会長
守屋 秀繁氏 (財)千葉県体育協会スポーツ医事・科学研究委員会委員長、鹿島労災病院長
鍋島 和夫氏 (財)千葉県体育協会スポーツ医事・科学研究委員会副委員長、鍋島整形外科院長
由利 聡  氏 (財)千葉県体育協会事務局長

  事務局側


  出席者のご紹介の後、本会会長であり、(財)千葉県体育協会スポーツ医事・科学研究委員会委員でもあります山本利春氏より挨拶がありました。
  先に、これまでの沿革を写真や思い(言葉)と共にスライドにしたものが上映されました。
  そして挨拶があり、「千葉県のトレーナーはチームワークが日本一です」「選手のために」というような挨拶がありました。
  その後には山本氏より国体で各競技のチーフトレーナーとなる皆さんの担当市町、競技名、氏名の紹介がありました。

  山本氏より挨拶

  チーフトレーナーの紹介


  チーフトレーナー紹介後に、代表してラグビーフットボール競技の徳永泰理チーフトレーナーより誓いの言葉がありました。
  「われわれ、ゆめ半島ちば国体支援トレーナー一同は、これまでの講習会、研修会、実技研修会を通してつちかった、千葉県国体支援トレーナーとしてのトレーナースピリッツのもとに、千葉県選手団の活躍はもとより、来県される全国の競技選手、ならびに関係者の皆様に、安心して思う存分競技に打ち込んでいただけるよう、われわれの強みとするスポーツ医科学の知識と技術と経験を生かし、精一杯のサポートを行わせていただきます。 また、競技に望む選手に対しては、スポーツマンシップにのっとり、公平・公正なサポートを行い、品格ある千葉県の支援トレーナーとしての活動を行うよう心がけ、われわれの取り組みが、千葉県選手団や県の誇りとなれるよう精一杯取り組む所存です。本大会での我々の活動が、今後全国で行われる大会、競技会へのスポーツ医科学サポート活動の基盤となるよう、実績を残し、選手ともにトレーナー自身としても、この一瞬に輝ける活動を行うことをここに誓います。」と誓いの言葉がありました。

  徳永チーフトレーナーより誓いの言葉




  閉会後には、集合写真を撮影いたしました。






  いよいよ1週間後にはシンクロ競技より活動がはじまります。
  より安全な大会となるため、だれ一人かけないよう、全県の方々へのサポートをお願いします。

事前の研修会など報告

 ホッケー競技実技研修 2010/7/4(日)


  【会場】いすみ市大原グラウンド陸上競技場


  【活動目的】傷害相談、コンディショニング指導、傷害発生時の搬送補助


  【活動体制】トレーナーステーション、グラウンド救護


  【対象者】大会参加選手、大会関係者


  【活動スケジュール】
       9:00   会場集合、準備、打ち合わせ
       9:30~  ステーションオープン
       10:30~  競技開始
      15:30   ステーションクローズ、片付け、解散


  【参加トレーナー】

  • コーディネーター

           秋葉 洋介 (茂原機能クリニック)
           剱持 佑起 (国際武道大学)
           参加者 他 3名


  【トレーナーステーション利用者】
           ステーション 5名
           救   護  2名


  【活動内容】
 7月4日(日)に「平成22年度千葉県民体育大会」へトレーナーステーションを設置させていただき活動を行いました。
 今回、実地研修が急遽決まったことで、事前の打ち合わせを十分に行えないままでの活動となりましたが、参加トレーナーの全員が昨年のリハーサル大会活動経験者でおおまかな活動内容についてご理解をいただいていたこともあり、当日の打ち合わせとなりました。


 会場はいすみ市大原グラウンド陸上競技場で行われ、参加チームは成年男子の3チームが参加していました。そして、2試合が行われました。


 大会当日までの事前準備は、物品を揃えることと大会運営担当者の方との連絡などでした。


  ≪準備物品≫ ※一部

  • ベッド1台
  • ミニクーラーボックス
  • テーピング
  • コールドスプレー
  • ウェストバック2個
  • 消毒、保護用物品    etc・・・



  ≪トレーナーステーション利用者≫

  • ①部位別件数
    • 下腿部 ・・・・・・・・1件
    • 足関節 ・・・・・・・・2件
    • 手関節 ・・・・・・・・2件



 急性は選手同士の接触による足関節内反捻挫疑い1件のみで、あとは慢性障害でした。ホッケー競技の特徴でもあるスティック動作の繰り返しによる手関節の慢性障害が見受けられました。

  • ②処置別件数(延べ件数) 
    • コンディショニング指導 ・・1件
    • テーピング  ・・・・・・・・・・4件
    • アイシング  ・・・・・・・・・・ 2件
    • ストレッチ ・・・・・・・・・・・ 1件
    • 保護 ・・・・・・・・・・・・・・ 1件



 大会参加選手ではありませんでしたが、観戦に来ていた中学生から下腿の肉離れ疑いに関して今後のセルフコンディショニングの方法を教えてほしいという積極的な相談も受けました。また、両足の靴ズレに対する処置も行いました。

  • ③救護件数
    • 足関節内反捻挫疑い・・・・・・・・・1件
    • 熱中症疑い・・・・・・・・・・・1件



 事前に審判員に救護班の存在を知らせていたため、傷害発生時にはスムーズにグラウンドに入ることができました。
 足関節捻挫疑いの選手にはテーピング処置を行う前に即座に評価をして、試合を続行することへのリスクを伝えた上で、テーピングの処置を行いました。また、午後から快晴になり湿度も高かったことから、試合途中で体調不良を訴える熱中症疑いの選手も出ました。本人に、状態を確認しながら氷の配布と水分補給を行い、経過観察をしました。
 最後になりますが、ホッケー競技では、大会でトレーナーステーションを設置していることがほとんどなく、ステーション自体の認知度が低い状況にあります。今回の実地研修を通して、国体で多くの選手にステーションを利用して頂き、トレーナーの認知度を更に高めるためにも当日までに認知をしてもらうための工夫を考えなければならないと感じました。また、選手に触れる機会は決して多くはありませんでしたが、参加したトレーナー同士で今後に向けたディスカッションをすることができて、国体までに準備しなければいけないことがより鮮明となりました。  


  【活動風景】



                                    《報告者》
                                      ホッケー競技白子町会場チーフトレーナー  秋葉 洋介
                                      ホッケー競技いすみ市会場チーフトレーナー 剱持 佑起


 競泳競技実技研修 2010/7/10(土)・11(日)


  【会場】千葉県国際総合水泳場


  【活動目的】コンディショニング指導、傷害相談、応急処置


  【活動体制】コンディショニングルーム設置、観客席巡回


  【対象者】大会参加選手

参加選手:1357名(小学生から社会人まで:社会人は数名)


  【活動スケジュール】
       7:30   会場集合、準備、打ち合わせ
       8:00~ コンディショニングルーム開設 選手W-UP開始
       9:30~ 競技開始
      18:00   競技終了
      18:30   コンディショニングルーム終了、片付け、解散


  【参加トレーナー】

  • コーディネーター

           森 大(北千葉整形外科)
           神崎 智大 (北千葉整形外科)
           参加者:1日目他5名・・・計 7名
                2日目他9名・・・計11名


  【コンディショニングルーム利用者】
           合計150名(1日目63名・2日目87名)



  【活動内容】
 7月10日(土)11日(日)に「第73回千葉県選手権水泳競技大会」へコンディショニングルームを設置させて頂きトレーナー活動を行いました。今回のリハーサル大会では競泳と飛び込みの支援トレーナーの合同で活動しました。競泳・飛び込みは国体当日も競技日程が重なっており、またトレーナーブースも共同で使用するため、それぞれの競技特性・障害・傷害特性を理解することが大切になると考えられます。参加トレーナーの約半数は同じ所属先であることや、他のトレーナーも障害者大会で活動を共にしたスタッフが参加していたこともあり、お互いの意思疎通は比較的スムーズに行うことが出来ました。しかし、利用者数が予想(1日最大50名程度)を大幅に上回ったことで選手誘導が滞ることがありました。また、競技進行が途中で約1時間遅れたことでコンディショニング予約時間の調整等問題点が幾つか挙がりました。
 大会当日では、コンディショニングルームの設置場所が異なる為、本番での設置場所の確認を参加者全員で行いました。また、大会中のアイシング用の氷の提供先確保も出来ました。


  ≪対応件数≫ ※延べ件数
    アイシング ・・・・・・・・・・  8件
    ストレッチ ・・・・・・・・・・・ 60件
    マッサージ ・・・・・・・・・・・ 47件
    トレーニング指導 ・・・・・・ 26件
    創処置 ・・・・・・・・・・・・  6件  *練習中に目を蹴られゴーグルの縁で瞼に切り傷
    テーピング ・・・・・・・・・・・  0件 
    その他 PNFなど ・・・・・  2件


 利用してもらった選手の目的では、肩周囲の動きの改善、腰部痛、泳ぎの左右バランスの改善という相談が多くありました。基本的には、我々トレーナーが問診、評価(筋力、姿勢、ストリームラインなど)を行った後にストレッチ、マッサージ等を施しましたが、最終的には自身で出来るセルフエクササイズの方法を指導して終了する形を統一しました。大会当日の朝には、監督者会議の場で我々トレーナー活動の紹介(チラシの配布)や活動コンセプト、選手の誘導方法等を監督・コーチ・指導者の方へ行いました。                               


 ※トレーナー活動のコンセプトの1つとして「自己管理できる選手育成」を挙げ、理解・協力を求めました。


競泳競技では、8年ほど前から千葉県代表選手のサポート活動を行っており、水泳連盟の役員・各チームの指導者の方々と密な連携がとれていたこと、『自己管理できる選手の育成のコンセプト』が徐々に浸透してきている結果が、多くの選手達のコンディショニングルーム利用に繋がったと考えられます。
今後、大会本番に向けて、競技特性を踏まえたコンディショニング方法等を活動するトレーナーが共通して理解して行えるよう勉強会などを組んでいきたいと考えています。水泳部門(シンクロ・競泳・飛び込み・水球)は各競技で7月末から8月中旬までに勉強会を開催する予定です。また、合同の勉強会・実技講習を9月5日(日)千葉県競泳チームの合宿に合わせて行う予定です。


                                    《報告者》
                                      競泳競技チーフトレーナー  森 大
                                      飛び込み競技チーフトレーナー 神崎 智大